採用の超プロが教えるできる人できない人 (安田佳生)

採用の超プロが教えるできる人できない人

採用の超プロが教えるできる人できない人

非常に有益な本。「できる人」を見極める重要事項を指南。その観点から自分を見直し変化することを教えてくれた本だ。自分で仕事ができると高を括っている人はその思い込みを捨てろ。いらね。

成長とは変化すること。小さなアオムシが大きなアオムシになることは成長では無い。さなぎに変化し、そして蝶になり、羽を広げることで空が飛べるようになる。それが成長。いくら表面的な知識や小手先のノウハウを身につけたところで、それは大きなアオムシになることと同じ。

人材パターン
仕事ができる未経験者=戦力 仕事ができる経験者=即戦力
仕事ができない未経験者=戦力外 仕事ができない経験者=即害力

「経験者=仕事ができる」は勘違いだ。仕事ができる経験者はよほどの事情がない限りやめようとは思わない。仕事ができる経験者は辞める時にはたいてい次の職場が決まっている。第二新卒中途採用の市場にはほとんどいない。

有益な人材の素養
  • 素頭のよさ
    • コミュニケーション能力
      • ハイレベル:相手が考えていることの、感情以外の部分がわかる能力
    • 論理的思考力
    • シュミレーション能力(段取り力)
      • ま、焼肉行って肉をやかせりゃわかる
  • 素直さ
    • 自分の価値基準をしっかり持っている人
    • 相手の価値基準を受け入れられる人
  • エネルギー量
    • 人生の目標バーを高く設定している
その他
  • 会社のイメージは第一印象の積み重ねだ
  • いい人材を引き付けるためには、会社がいかに魅力あるストーリーテラーになれるかがポイント
  • 仕事に着手するまえに結果を先にだしておけ
  • 目標を達成するのは、「気合」ではなく「勝者のロジック」だ
  • 仕事のスピードとクオリティは比例する
  • 仕事の早い人は、着手するまでの時間が早い。これが処理能力の差