サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ(下條 信輔)

サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)

サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)

大学時代に友達にお勧めされた本。おもしろかったのを覚えていて懐かしくなって購入。
自分が自分を一番分かっていると思ってた。

しかし「見えていないようで見えてる」「感じていないようで、感じている」といった自分で意識できる範囲・分析できる範囲を超えて、自分という個体の存在のすごさに気づかされた。何か、自分が自分の意識でコントロールできないんだなと思うと、もう一人の自分がいるんだなと思った。むしろ支配の根源。

また、そこを利用してサブリミナルな情報操作・五感操作によって世間に自分たちがコントロールされていると知った。

なんか、読むの2回目なのに大学時代読んだ時以上の衝撃をうけた。やはり名著だ。